ヴェルファイアで欲しいグレードを探そう
ヴェルファイアはガソリンタイプとハイブリッドタイプの2つのパワートレーンが存在しており、それぞれで異なるグレードがあります。なのでヴェルファイアはグレード選択がやや複雑な面があります。ここではヴェルファイアのグレードについてしっかりと整理してから、自分に合ったグレードを選んでいきましょう。
はじめに価格面を比較してみました。用意できる予算を考慮して、無理のないグレードを絞っていきましょう。
グレード名 | 価格(7人乗り/8人乗り) |
---|---|
X | - / 3,197,782円 |
V | 3,995,018円 / 3,953,782円 |
Z | 3,578,727円 / 3,537,491円 |
Z・Aエディション | 3,754,473円 / - |
Z・Gエディション | 4,173,709円 / - |
ZA | 4,145,237円 / - |
ZA・Gエディション | 4,585,091円 / - |
VL | 4,842,327円 / - |
エグゼクティブラウンジ | 6,522,218円 / - |
X(ハイブリッド) | 4,155,055円 / - |
G(ハイブリッド) | 4,775,563円 / - |
SR(ハイブリッド) | 4,919,891円 / - |
V・Lエディション(ハイブリッド) | 5,356,800円 / - |
ZR・Gエディション(ハイブリッド) | 5,501,127円 / - |
エグゼクティブラウンジ(ハイブリッド) | 7,036,691円 / - |
表からもわかりますが、ヴェルファイアのグレードごとの価格差は結構あります。もっとも価格が低いのガソリンエンジンの「X」となり、310万円台、最高価格はハイブリッドエグゼクティブラウンジで700万円台で、およそ400万円ほど開きがあります。
さらに、ハイブリッドは最廉価グレードのXでも410万円台なので、ハイブリッドを選択する場合は400万円以上用意しなければなりません。オプションも考慮して、450万円程度は見積もっておいたほうがよさそうです。
ガソリンエンジンならどのグレードがいい?
はじめに、ヴェルファイアのガソリンエンジンタイプを検討してみましょう。
ヴェルファイアのガソリンエンジンには、2493ccと3456ccの2種類があるので、いずれかを選択しなければなりません。それぞれのエンジンのメリット/デメリットを比較してみたので参考にしてみてください。
エンジンタイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
2493ccエンジン |
・燃費コストが低い |
・パワー不足の可能性も |
3456ccエンジン | ・強力なパワー(最大280馬力) |
・燃費コスト高め(9.5km/リットル) |
ヴェルファイアの2493ccのエンジンは、何よりも車体価格が安いのがメリットです。最廉価だと300万円台と一般的なミニバン程度の価格に落ち着くため、「300万円でヴェルファイアのオーナーになる」というステータスを手に入れることができます。さらに、11.6km/リットルと燃費性能も案外高いことも魅力です。
ヴェルファイアの3456ccエンジンの方は、最大280馬力の強力なパワーが堪能できます。乗車人数が多くて、荷物もたっぷり積んだときはかなり車体が重くなりますが、強いパワーがあればストレスなく走行できます。一方で燃費性能は9.5km/リットルとなり、一けた台になってしまいます。実燃費でいえば5km/リットル以下ということもあるかもしれません。コストの部分を許容できるかが重要となります。
そうはいっても、ヴェルファイアの燃費コストの面でいえば「そんなに差はない」ということもできます。2493ccエンジンは燃費性能2ケタとなりますが、実燃費でいえば10km/リットルあれば上々で、運転方法しだいでは3456ccエンジンの燃費性能以下になることも考えられます。
そのため、ヴェルファイアの車体価格の差額(100万円)が呑み込めるなら、3456ccエンジンのグレードを選んだほうが無難と言えるでしょう。いちおう、グレードが高い(エンジンの大きい)ほうが値引きしやすくなりますし、手放すときに高く売ることができます。そのため、実質的な差額は100万円以下になるはずです。その点でも、ガソリンエンジンのグレードに悩んでいるなら3456ccエンジンの方が後悔はないでしょう。
おすすめグレードはコレ!
ヴェルファイアのエンジンタイプを選んだら、そのあとはグレードを選べばいいだけです。グレードの違いは装備の違いだけと考えていいので、自分に合った装備を搭載したグレードを選択していけば問題ありません。
主な違いはインテリアやエクステリア周りの差なので、気にならないなら低いグレード、豪華な雰囲気を出したいなら高いグレードを選んでいけば大丈夫です。
最近は安全性能が重視されています。車種によってはグレードによって安全機能に差がついているものもありますが、ヴェルファイアは全グレード共通でだいたいのセーフティ機能が搭載されているので、安全面で考慮することはそんなにありません。
ただ一つ、気にしてほしいポイントはヴェルファイアのパワースライドドアです。助手席側のパワースライド機能は全グレード共通となるので、助手席側だけで問題ないなら気にする必要はありませんが、両側パワースライドがほしいなら「V」「VL」「ZA」以上のグレードが必要となります。ただ、安価グレードでもオプションで追加可能なので、「安めのグレードを選択して、パワースライドをオプションとして追加」という方法もアリです。
なので、ヴェルファイアの最廉価グレード「X」でも問題はありません。とはいえ、ヴェルファイアというブランド性の高い車種を購入するのであれば、内装・外装にも豪華感がほしいところでしょう。グレード「V」であれば茶木目調ドアトリムやフロントヘッドランプイルミネーションなどが付くので、総合的に考えると「V」がベストグレードと言えます。
「V」ならシートアレンジもパワー式となり、マニュアル式の「X」「Z」よりも快適にシートアレンジを楽しむことができます。
基本的に「V」以上は内装などのプレミアム感が増すくらいなので、予算が許すなら選ぶ程度の認識で問題ありません。
ハイブリッドならどのグレードがいい?
ハイブリッドグレードはエンジンの違いがありません。なのでシンプルに装備の違いでグレードを選択すればよいでしょう。グレード選択のポイントはガソリンエンジングレードとほぼ同じです。
両側ぱーわスライドの有無、パワー式シートアレンジの有無などを考慮し、あとは内装・外装の豪華感を欲しているかどうかでグレードを選びましょう。
ハイブリッドのおすすめグレードはコレ!
まず、ヴェルファイアの両側パワースライドは全グレードオプション追加が可能です。なので考えるべきはシートのパワー制御です。パワー式となるのは「V」以上のグレードですので、シートアレンジを頻繁にするならV以上を選択するようにしましょう。
ガソリンの場合と同じく、V以上のグレードに関しては装備の好みで選べば問題ありません。セカンドシートのタイプや内装の内容を考慮しましょう。
ヴェルファイアをかんたん割引購入する
今ここをご覧になっているのであれば、おそらくヴェルファイアの新車での購入を検討されているはずです。ところが、ヴェルファイアはどのグレードでも300万以上、ハイブリッドなら400万~700万近くするハイクラスな車となります。しかも人気があるため値引き難易度が高く、満足いく値引きを引き出すには何回もディーラーに通って時間を消費することになります。
そこで、ヴェルファイアの各グレードの割安購入に役立つのが、未使用車・新古車のヴェルファイアになります。
ヴェルファイアZAエディション FF/CVT 新車 | 車体本体価格 |
重量税+取得税 |
合計 |
---|---|---|---|
4,206,109円 |
78,800円 |
4,284,909円 |
|
ヴェルファイアZAエディション FF/CVT |
車体本体価格 |
重量税+取得税 |
合計 |
3,780,000円 |
0円 |
3,780,000円 |
※差額は51万円!
↑は例として、ヴェルファイア ZAエディション(ツインムーンルーフ、プリクラッシュ、レーダークルーズコントロール付き)の新車と未使用車の価格比較となります。
未使用ヴェルファイアはまず車体価格が新車に比べて割安となっています。しかも、新車登録されていれば重量税・取得税は支払われているため、こちらの負担はありません。そのため、40万円近く安く購入することができるのです。これは一例ですが、その他の場合も、どのヴェルファイアのグレードでも平均して35万円~45万円程度は安くなっていることが多いです。
「ハイブリッドは高いな」とか、「4WDにしたいけど予算がない」というときでも、未使用車なら買えるかもしれません。
どこに売っているの?
中古車を買ったことがあるなら経験したかもしれませんが、「希望通りの車がどうしても見つからない」ということがよくあります。全国のショップにいろいろなグレードやボディカラーなどがチリヂリになってしまうので、希望の自動車が見つからず、どうしても妥協することになってしまうのです。
未使用車も同じで、全国の販売店でバラバラになっていますので、数年前までは希望に見合った未使用ヴェルファイアというのは見つけにくい面がありました。ただ、今はネットも進化しているので、未使用車を探す便利なサービスがいろいろあります。
ただ、注意してほしいことが1つあって、未使用車は「非公開」となっていることが多くなっています。なので、中古車検索サイトなどで「ヴェルファイア未使用車」などで検索しても、隠されて出てこないクルマがたくさんあるということです。なぜ非公開になるかというと、ヴェルファイアの未使用車は意外と数がたくさんあって、全てを公開していると新車が売れにくくなってしまうからです。実際には、公開されている未使用車の数倍位もの非公開車両があると言われています。
なので、日本中にある未使用ヴェルファイアから、希望通りの未使用車を探すなら、非公開車両対応のサービスを利用しなければいけません。
「なびくる+」がオススメ
未使用車が探せるサービスの中では、「なびくる+」がおすすめです。未使用車にしっかり対応していますし、何より年間60万台以上の非公開車両を含む情報を抱えている点が大きいです。
使い方もとてもかんたんです。↑の画像のように、「年式」を一番新しくして、「備考欄」に未使用希望、グレード希望、カラー希望、さらには希望するメーカーオプションなどを記入すればものの1分ほどで申請できます。
あとは、条件に見合ったヴェルファイアが提案されるので、好みで選択すればOKです。
場合によっては希望の車が見つからないことも当然あるのですが、損をすることはありませんし、一度は利用しておくと後悔はないでしょう。
なお、なびくる+には中古の新型ヴェルファイアも多数ラインナップされています。走行距離数千キロ以内でキズなしのものでも、新車よりも50~60万円近く安く買える場合もあるので、予算が不安だったり、購入するグレードを上げたい場合はついでに中古車の紹介も受けてみるといいでしょう。
なびくる+の公式サイト
https://a-navikuru.com/sale
未使用ヴェルファイアはなぜあるの?
トヨタはヴェルファイアをアルファードと並ぶ大人気車種として販売促進を進めており、トヨタ傘下のディーラーが売り切れないほどの数のヴェルファイアを毎日生産しています。ディーラー側も、捌ききれないので本来なら入荷を断りたいところなのですが、断ってしまうと入荷を急に絞られたり、インセンティブをもらえなかったりするので、しょうがなく仕入れて自腹で購入している状態なのです。そのため、余ったヴェルファイアの新車は未使用車・新古車として市場に流れだします。
もちろん新車として販売されるわけではないので、トヨタディーラーから買うより割安価格で購入ができるわけです。
未使用・新古車ヴェルファイアは新車とは違う?保証は付くの?
多くの人は「未使用車は新車と違う」と考えています。確かに未使用車は走行距離がゼロではなく、数キロ走行していることが多いです。しかし、実はそれは新車も同じで、最終検査のときに必ず数キロ走行することになります。なので、新車であっても走行距離ゼロで納車ということはありえません。したがって、未使用車と新車の間に、車体としての違いはありません。
また、未使用・新古車ヴェルファイアで心配なのが、「保証はあるのか」という点だと思います。ですが、実際には問題はまったくありません。国産車には、新車登録から3年間メーカー保証が付くことになっており、ヴェルファイアの未使用車を購入したとしても、トヨタに持ち込んで手続きをすれば、新車と同様の3年間のメーカー保証が付けられます。
デメリットは存在しないの?
当然ですが、デメリットも存在しています。まず、未使用車は完成品となっているので、グレードやボディ色を変更することは不可能となります。次に、「メーカーオプション」を追加することもNGです。なので、後から「ツインムーンルーフ」を追加したい、となっても追加できないのです。
※フロアマットなどのディーラーオプションについてはディーラーで追加可能です。また、自動車部品ショップなどで安い商品を買い足すこともできます。
したがって、未使用ヴェルファイアの注意点としては、まずグレードやボディ色が希望を満たすものを選ぶことが大切です。また、希望のメーカーオプションがあるなら、あらかじめ搭載されているクルマを選んだ方がいいでしょう。
ヴェルファイアはどのグレードも価格がかなり高いですし、人気車なので値引きも渋く難易度が高くなります。そういったわけがあるので、初めから安く購入可能で、中身も新車同様、さらにメーカー保証も付いている未使用車を賢く買うのもアリでしょう。
当然常にヴェルファイアの在庫があるわけではなく、場合によっては提案されない場合もあります。早い者勝ちなので、先に取られないようできるだけ早めに申請をしておくのが大切です。しかも、そのときに在庫がなくても、依頼を済ませておけば、優先的に回してもらうことも可能となります。
なびくる+の公式サイト
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